パッションフルーツの緑のカーテンの成長の記録
2011年の成長の記録です
今回、植えるパッションフルーツの苗

2011.5.17撮影
熱帯植物のパッションフルーツはスタートが遅れるので大きく仕立てた苗を準備しました。
【左側写真の苗】の説明
2年育てた大きな苗 10号鉢 冬は室内
蔓の長さは3m程あります。蕾も見られます。
【右側写真の苗】の説明
昨年緑のカーテンに使用した苗をコンパクトに剪定をし、底を抜いた発泡スチロールの箱の中に入れ、その中にヒーターも入れ、冬越しをした苗。
少し元気が無い。

緑のカーテン用のネット張り

2011.5.17撮影
南側の窓の前に緑のカーテンを作るためにキュウリのネット(安価で丈夫)を張りました。
ネットは昨年使用したもの。

ネットにたるみが発生しないように四隅に竹竿を付けました。大きさは横3.6m 高さ2.4m
上の竹竿は屋根裏から針金で吊ってあります。

縦の竹竿は風で動かないように少し埋め込んで固定しています。

パッションフルーツの植え込み、蔓の誘引

2011.5.17撮影
【苗の植え込み】2週間ほど前に腐葉土20リットル入れて耕しておく。

17日パッションフルーツの大きな苗を植え込み、たっぷり水をまく。
室内で冬越しした苗は元気がよいが、屋外でヒーターを入れて冬越しをした苗は少し元気がない。
肥料は天然動物質有機肥料(グリーンキング)を表面近くに80g入れる。
【蔓の誘引】蔓をバランスよく配置し、園芸用ワイヤー入りビニールひもで留める。

植え込み後1ヵ月後の成長記録

2011.6.19撮影
【大苗移植後1ヵ月の成長記録】蔓の伸びは初めの2週間はあまり伸びませんでしたが、後半の2週間は成長が分かるほど伸び、長いのでは50cmほど伸びたものがありました。また、新しい芽もたくさん出てきています。それぞれの蔓には蕾がたくさん見られ、花も咲き、実も数個なり始めました。今は花が少ないので人工授粉を行っています。今の生育状態ですと果実は150~200個位期待できそうです。

パッションフルーツの花の写真

パッションフルーツの花です。時計の文字盤に似た花が咲くことから、別名、果物時計草(クダモノトケイソウ)とも呼ばれます。
パッションフルーツは人工授粉を行うと着果率が高くなります。人工授粉作業はめしべ(上側の3個)の裏側の緑色をした部分におしべ(下側の5個)の黄色の花粉を付けます。
受粉が成功すると4日ぐらいで1cmぐらいの緑色した実が出来ます。夏の収穫は60~70日で果実が落下し、収穫できます。

植え込み後 2ヵ月後の成長記録

写真は7月23日現在、パッションフルーツで作った緑のカーテンです。
今年は昨年より大きな苗を植えましたので、1ヵ月早く全体が緑の葉っぱで覆われました。
果実は150個ぐらい予定をしていましたが、猛暑のため今現在60個ほどが実っています。収穫が楽しみです。
光沢のある緑の葉は生き生きとして涼しさを感じます。
緑のカーテン越しに室内に入ってくる風はさわやかで心地よいです。

植え込み後3ヵ月半の成長記録 9/10

写真は9月10日現在、パッションフルーツで作った緑のカーテンです。
今年は大きな苗を植えたので一面が緑の葉で覆われ、一部は屋根の上まで伸びています。
肥料をたくさん与えたせいか大きい葉っぱは縦横の大きさが30cmもあります。成長の旺盛さにビックリしています。肥料は1ヶ月に1回グリーンキングを施肥しています。

収穫したパッションフルーツの果実

写真は今回収穫したパッションフルーツの果実です。赤紫色をした表皮のきれいな果物です。

果実は花が咲いてから60~70日ほどで収穫できます。
収穫は緑色の果実が赤紫色に変わり、自然に落下します。落下した果実を拾い集め収穫します。

ゼリー状の果肉はジューシーで甘味、酸味、独特のよい香りを持つ果実です。
パッションフルーツは熱帯フルーツの中で、最も香りのよいフルーツと言われています。

パッションフルーツの中味(果肉)

写真はパッションフルーツの果実を横に半分に切った状態です。
【食べ頃】赤紫色をして落下した果実は完熟していますのですぐに食べられますが、酸味が苦手な方は5~8日位 常温で保存すると果実にシワが寄り始め、その頃 酸味が少なくなり食べ頃となります。
【食べ方】半透明のオレンジ色の部分の果肉を種ごとお召し上がり下さい。酸味が強く感じられる方ハチミツを入れるとよい。ジャムやジュースにも加工できます。